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1)行動チェックリストの実用化研究
通常学級に在籍する発達障害児への理解と対応が求められつつあるが、現段階では必ずしも担任の先生が指導上の力量を持っているとは限りません。このような状況のもとで、最初に担任に求められることは「気にかかる」子どもの実態把握(「見立て」)であると思われます。そして、この見立てに基づいた指導・対応方法の立案が図られる支援モデルが必要となります。具体的には、i)担任の先生への気づき支援、ii)「気づき」から子どもの認知・行動の理解、iii)認知・行動特性に沿った指導・対応情報の提供を一連のシステムとした支援モデルの構築を目指しています。
しかし、学校内で個別の発達検査を施行することは現実的には困難ですし、何らかの手だてや指導をおこなった後の効果(行動上の変化)を評価するためのツールがほとんどないのも現状です。
そこで、本研究では特に発達障害について予備的知識を持たない小学校の先生においても使用可能な具体的な行動のチェックリストを開発してゆきます。このために、信頼性・妥当性の検討を経た後に、全国規模の標準化作業を実施して小学校の実践活動のなかで有用な子どもの行動チェック(見立て)リストを完成させることを目的としています。

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