文字学習の基礎
なぞり書きから写し書きへのステップ
井上雅彦
(1)なぐり書き ステップ1 筆記具を持って動かせる(書いたものを見ていなくてもよい) ステップ2 筆記具を持って動かせる(書いたものを時々見る) ステップ3 筆記具を持って動かすことができ、かつペン先を追視できる ステップ4 枠内を筆記具を使って動かせる  ポイント 姿勢をまっすぐにし、紙を置く位置は正中線より利き手がわにややずらす。 腕や手首の使い方・筆記具の持ち方・持つ位置に注意します。筆記具は筆圧にあわせて フェルトペンか美術用のえんぴつを使用する。
(2)なぞり書き ステップ1     縦線がなぞれるステップ2     横線がなぞれるステップ3     十字・曲線がなぞれるステップ4     1〜2角程度の構造が簡単な仮名文字(へ・し・て・つ・く・い・り・こ等)をなぞり書きできるステップ5     1〜2角程度の構造が複雑な仮名文字(う・す・ん・ら・ち・と・ひ・ろ・の等)をなぞり書きできるステップ5−1 一角ずつなぞれるステップ5−2 二角一度になぞれる ステップ6     複雑な仮名文字(め・ぬ・あ・れ・わ・き・ま・な・を等)をなぞり書きできるステップ6−1 一角ずつなぞれるステップ6−2 二角一度になぞれるステップ6−3 一文字一度になぞれる ステップ7   単語を一度になぞれるステップ8   徐々に縮小してもなぞれるように
(3)写し書き(コピーイング)ステップ1      縦線が写せるステップ2      横線が写せるステップ3     十字・曲線が写せるステップ4     1〜2角程度の構造が簡単な仮名文字(へ・し・て・つ・く・い・り・こ等)を写し書きできるステップ5     1〜2角程度の構造が複雑な仮名文字(う・す・ん・ら・ち・と・ひ・ろ・の等)を写し書きできるステップ5−1 一角ずつ写せるステップ5−2 二角一度に写せる ステップ6     複雑な仮名文字(め・ぬ・あ・れ・わ・き・ま・な・を等)をうつし書きできるステップ6−1 一角ずつ写せるステップ6−2 二角一度に写せるステップ6−3 一文字一度に写せるステップ7     単語を一度に写せるステップ8    徐々に縮小しても写せるように ポイント最終的には黒板の文字をノートに写せるように見本と実際に書く紙の距離を徐々に遠ざけていきます。なぞり書きが達成された文字から順次導入していきます。
                   ver.1 2001/4/3
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